ブログとホームページの違い

お店の集客のために「ホームページを作ろうか、それともブログにしようか」と悩んだことはありませんか?「アメブロなどの「お店ブログ」もよく見かけるし、ブログじゃだめなのでしょうか?」と相談されることもあります。

そこで今日はブログとホームページの違いについて解説します。今日ここで述べるブログとは「アメブロ」などに代表される無料のブログのことを指すと思って下さい。有料会員になっていても同じです。要はブログの場合、自分のドメイン(.comなど)とサーバーを持っていないということに話を限定します。

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それではブログとホームページの決定的な違いとは一体どこにあるのでしょうか?

用途、目的で分けて言うなら、ブログは見込み客と接触する機会を持つためのツール。ブログはもあなたの人柄、価値観などを伝えるツールとして使います。ですから時には仕事のことから外れても構いません。(毎日では困りますが 笑)あなたがどんな人かわかってもらうことが一番だからです。しかしホームページを持っていない場合は、なるべく情報を提供するよう心がけてください。そうでないとただの遊び好きな人という印象で終わってしまいます。

実際にブログを見て来店されたユーザーのお話を聞くと「どんな人なのかがわかったので安心できた」という話をよく聞きます。まず、見込み客はホームページで自分の目的にあったお店や会社を見つけて「この店(会社)はいいなあ」と思います。その後に「では、どんな人が経営しているお店なんだろう?」という気持ちでブログを見に行きます。

そこで仕事のために勉強会に参加しているあなたや、地域活動に参加しているあなたの社会性が一目見られれば、もう万全です。結局は自分の仕事に興味を持ち、適度礼儀正しく、常識がある「普通の人」だとわかれば充分なのです。

 

ホームページは情報を提供し、あなたのお店こそがお客様が探しているお店だと、正しく伝えるためのツールです。そして重要なのは「情報を提供すること」こそが集客だということです。ビジネスは情報を提供するからうまくいくという事を覚えておいて下さい。情報を提供し続ければ、お客様から見つけてくれる、検索してくれるということもありますが、お客様が探している「自分が探している、自分のためにあるような、自分にピッタリのお店や会社」になれるということが大事です。

お客様(見込み客)は当然ですが、「自分にあったお店」を探しています。具体的にはネットで検索するときに「地名(◯◯市など)+業種名(美容室など)」として検索します。実際にはこれが、100以上のキー・ワードで検索されています。その上であなたのホームページにたどり着くわけですから、あなたのお店は「様々な条件をクリアした特別なお店」ということになります。これは自分が何かに困ってインターネットで地域のお店を探してみれば実感出来ます。

一般的に、ホームページでは見込み客に「こんなことでお困りではないですか?」と問題を投げかけ、次のページでその解決方法を示していくことで深い共感を得ることができます。そして、お客様からより高い反応が出るものへと微調整を繰り返していき、最終的にはホームページが勝手にお客様を連れてくるようになるのが目標です。

 

結論を言うと、同業者が少なくて、ネットでもライバルが弱い場合、また比較的に集客が楽な業種の場合はブログでも集客できます。

ただし、効率よく集客できてコストパフォーマンスが良いのはホームページだということです。

ホームページの場合、アクセスを売れるコンテンツに流したり、SEOやMEO対策もしっかり出来ます。また充分なABテストなど、目的に合わせてやれることがたくさんありますので、きちんとした構成で制作すれば、手っ取り早くお客さんが来店して下さいます。

それでも、ブログとホームページでは役割が違いますので、本当ならどちらも必要です。ちなみにウチのオフィスではホームページを作成したクライアントには集客用にカスタマイズした専用のブログを作って、差し上げています。そしてこちらを出来る範囲で更新していただくようお願いしています。

このように、ホームページとブログではその役割が違うことがご理解頂けたでしょうか?

ちなみにこのサイトは最新記事がトップに表示されるなど、ブログ的な仕様にしていますが、ちょっとページを加えるだけであっという間にホームページになるように設計されているとても高機能なサイトです。いつか「あっと」いうような返信をお見せしますよ(笑)