チラシとホームページはどちらが効果的か?

「チラシとホームページだったらどちらが効果的か」と、二つの媒体を比較して効果について考えたことはありませんか?視覚に訴える点は、一見すると似ていますがこの2つの役目は全く異なります。その違いについて解説します。

まず、ホームページは広告ではありません。もちろん有料でGoogleやYahoo!のリスティング広告を出すことはできますが、本質は「必要な情報を提供するサイト」です。

例えば見込み客が自分のいる地域で美容室を探しているとします。自分が気に入るようなお店が無いかと、インターネットで「◯◯市 美容室」と検索し、そしてあなたのお店のホームページを見つけたとします。すると、あなたのお店は見込み客にとって「私が私の手段でやっと見つけた私の好みに合いそうな美容室」だということになるんです。

これは、自分の必要な条件で検索し「ふるい」にかけているからこそ生まれる心理的状況です。

そしてどんな言葉で検索する人が来店してくれる人なのがわかっているので、その人達向けの情報を提供することで簡単に集客できるようになります。

 

ネット広告

一方、チラシは地域を選んで撒くのが一般的です。

商圏だと思われる地域の世帯数に合わせて、その部数の広告を折込します。

もちろんチラシは見てもらう相手を選ぶことはできません。

ですから、より多くの人が共通して興味を持ってくれる内容、つまり「価格」を強く訴えなければ目に止まりません。

このようにチラシでは、他店との差別化や、付加価値を打ち出すのはなかなか難しい問題です。

しかし紙媒体なので、広告が気になった見込み客はその広告を手元にとって置いてくれることもあります。

そしてチラシの集客効果を感じることが出来るのは、折込配布した日から最大でもその週末までと考えるのが妥当です。例え企画の期間を「◯日~◯日まで!」と表示した所であまり効果はありません。

このように地域に密着したチラシ広告は、期間限定で行う企画などを、なるべく早く知らせたい場合などには効果的です。